白水川保護区「 5.12 」地震の被災情況

   四川省白水河国家級自然保護区は四川盆地の西北の彭州市境界内に位置し、総面積の 301.5 平方キロメートルで成都からは 70 キロメートルの距離にあり、パンダなどの稀少な野生動植物と生物多様な国家級自然保護区として、最近、四川省都保護区の所属から分離された国家保護区です。

   5 月 12 日 14:28 、?川のマグニチュード 8.0 の強地震は彭州市の広域の通信、電力、交通を遮断し、 4 基のダムは危険に瀕し、 55 基の橋梁が損壊しました、 1 基の橋梁は崩壊し、多くの山塊は崩落しました。山岳地帯の 6 ケ鎮の 98% 家屋は深刻に損壊し、残りの 14 つの鎮も同程度の災害を受け、大量の村落は廃墟になりました。彭州市は今次地震被害の深刻な地区の 1 つであり、 5 月 28 日 までに、死亡者 897 人、受傷者 5 、 753 人、行方不明者 214 人に上ったほか、 76 、 888 戸の家屋は倒壊し、 610 、 948 人が受災を受けた結果、直接の経済損失は 228.14 億元に達しました。

   白水河国家級自然保護区は竜門山帯の中南端に位置し、地質上は横 断 山東部と同じであり、?川と都江堰とは只 1 山が隔っているだけである。保護区の圧倒的多数の保護ステーション(ポスト)と施設は殆んど震源地に最も近い竜門山鎮と小魚穴境界に散らばり、?川の大地震が保護区に壊滅的な破壊をもたらしたため、巨大な損失を引き起しましたが、幸いなことは保護区の従業員は遭難しませんでした。

   小魚鎮の中 ? 保護ポスト、竜門山鎮の東林寺保護ポスト、王家坪保護ポスト及び宣伝教育センターは、震動による裂壊で危険な居住家屋となり、また竜門山鎮の大坪保護区内の監視塔は完全に倒壊しました。区内は広大な面積が崩れて、パンダの生息地の生態環境の破壊は深刻であり、 3300 ヘクタールの植生が損なわれました。 150 キロメートルに渉り監視測定道路はずたずたになり、 158 個の境界に立てた標木界牌は倒れ、 6 キロメートルの排水管が壊れ、送電路線は 12 キロメートルが損壊しました。元来各保護ポストに配備していた測定設備の GPS 、海抜表、羅針盤、カメラ、望遠鏡、コンピュータ、プリンターなどは全て廃墟の下に埋まり破壊されました。保護区の再建には 2000 数万元の資金が必要とされます。

   保護区内の道路と橋梁は全て遮断され、保護区の周辺のコミュニティ、学校等も巨大な災難を被りました。

(以下写真や図面の説明)

保護区の説明図

地震前の保護区内の植生の繁茂と、豊富な自然資源状況

地震後で保護区内の広範囲な山体の崩落と、 植生の破壊状況

地震前の大坪保護ポスト

地震の後の大坪保護ポスト

地震後の保護区従業員がテント内で執務し、業務続行の状況

地震前の王家坪宣伝教育センター

地震後の王家坪宣伝教育センター

地震前の東林寺保護ポスト

地震後の東林寺保護ポスト

地震前の小魚洞中 ? 保護ポスト

地震後の小魚洞中 ? 保護ポスト

地震後の現地コミュニティの住民家屋の廃墟化の状況

地震後の村の廃墟

廃墟での再開授業式での学生達