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基地情報

 

 成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地(以下、成都パンダ基地)は、市内中心部から10km、成都双流国際空港から30km、四川省成都市成華区外北パンダ大通り1375号に位置しています。世界的に有名なジャイアントパンダ域外保全基地、科学研究・繁殖基地、教育普及基地及び教育観光基地で、666666.67m2の敷地面積を有しています。「ジャイアントパンダ域外保全生態示範プロジェクト」として、ジャイアントパンダやレッサーパンダなどの中国固有の絶滅危惧動物保護と繁殖で世界中に知られています。ここは、緑豊かなの山と水面は鏡のような清い水があり、鬱蒼とした森林は百鳥の鳴き声で満ちています。「国宝の自然の楽園、私たちの世外桃源」として知られています。


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 一.ジャイアントパンダの繁殖

 成都パンダ基地は80年代、飢えていたり、病気や怪我をしていた6頭の野生の個体から始まりました。科学技術を駆使し野外からの捕獲なしで、2020年末現在、ジャイアントパンダの飼育個体数は215頭にまで達し、世界最大の飼育ジャイアントパンダ個体群を有しています。個体群の遺伝的品質、個体の健康状態、および個体群の行動上の健康状態は全て良好です。

 

 二.ジャイアントパンダの科学研究

 過去30年間、一連の革新的な科学研究を用い、成都パンダ基地は、ジャイアントパンダの人工飼育と管理、繁殖と哺育、疾病予防・コントロール、個体群の遺伝子管理などの難題を克服してきました。また、多くの技術的難関も突破してきました。その結果、多くの独創的な科学研究成果を生み出し、72項目の各レベルの科学研究成果を取得し、国内外の有名な雑誌に400篇余りの学術論文を発表、また、国家発明特許は30項目に及びます。国内外で飼育下のジャイアントパンダ保護に関して最も強い技術力を持ち、最も多くの科学技術的成果を有し、最も良い応用効果を遂げたジャイアントパンダ域外保全示範機関として評価され、2014年9月に「中国国家技術人材先進集団」の名誉称号を授与されました。

 

 三.ジャイアントパンダの保護教育

 2000年、成都パンダ基地は中国全国野生動物保護システムとして率先して保護普及教育を展開し、科学普及教育部門を設立しました。中国野生動植物保護協会の指導の下、高度な保護教育理念と教育方法を導入し、公衆意識、行動など多くの方面から、成都パンダ基地及び全国の都市コミュニティ、小・中学校や大学、幼稚園、農村で今日の環境問題に沿った様々な保護教育プロジェクトを実施しました。これらのプロジェクトは青少年や国内外のボランティア、動物愛好家から高い評価と賞賛を得ています。現在、多くの国や機関と協力して、広範な連絡及び協力ネットワークを確立しています。これまで、「世界500選」「中国青少年科学技術教育基地」「中国国家科学普及教育基地」「中国環境保護科学普及基地」、四川省と成都市の科学普及教育・生態保護示範基地、成都市未成年者社会主義核心価値観実践教育示範基地などの称号を次々と受賞しました。

 

 四.ジャイアントパンダ観光

 成都パンダ基地は、「科学研究と観光を同様に重んずる」の指導思想を堅持し、「生産、教育、科学研究、観光」が一体となった持続可能な開発モデルを形成しています。基地は造園手法を取り入れジャイアントパンダの野生生態環境を模倣し、ジャイアントパンダ産室、ジャイアントパンダ飼育エリア、科学研究センター、ジャイアントパンダ病院などが整然と配置され、豪華なジャイアントパンダコテージは山林にゆったりと配置され、異なる年齢のジャイアントパンダたちが、一堂に仲良く生息しています。1998年、世界観光機関(UNWTO)によって世界自然遺産の九寨溝と同じく有名である幻想的な別世界として評価され、2006年には中国国家4A級観光地に選ばれました。2019年成都パンダ基地に訪れた観光客数は国内外合わせて900万人以上に達しました。

 

 

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 五.成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地・都江堰市ジャイアントパンダ野生復帰研究センター「パンダ谷」

 成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地・都江堰市ジャイアントパンダ野生復帰研究センター「パンダ谷」は敷地面積が約1,336,000㎡、千年の歴史ある都江堰水利プロジェクトと道教の聖地である青城山に隣接し、成都市から50km、都江堰市から約3kmの都江堰市玉堂鎮馬家溝に位置しています。パンダ谷への交通の便は良好で、成都から灌県(現都江堰市)までの高速道路やライトレール、趙公山から青城山までの環状道路が利用できます。竹が生い茂り、小川はさらさらと流れ、鳥がさえずり花が香り、自然気候条件に恵まれており、700種以上の動植物が生息している、絶好のジャイアントパンダ野生復帰基地です。

“熊猫谷”于2014年10月1日对外试开放,2015年4月20日正式对外开放。目前, “熊猫谷”已拥有三栋大熊猫野化过渡训练兽舍和一个半野化训练场,常年有10余只大熊猫在这里开展野放适应性训练研究。

「パンダ谷」は2014年10月1日に試験的に一般公開し、2015年4月20日に正式にオープンしました。現在、「パンダ谷」には3つのジャイアントパンダの野生化移行訓練獣舎と半野生化訓練場があり、年間10頭以上のジャイアントパンダが野生化適応訓練を受けています。

 

 六.「ジャイアントパンダの都」プロジェクト

 中国共産党第19回全国代表大会で掲げられた目標と習近平総書記(国家主席)が四川省に課した任務の精神を確実に実現し、ジャイアントパンダの科学的研究と保護及び文化の中核キャリアとしての成都市の位置をより確固たるものにさせるため、成都市委員会と市政府は、ジャイアントパンダの保護を中核とし、世界的なジャイアントパンダ保護モデル、生態文明の窓、公園都市の星の構築を主な目的とし、科学研究、教育普及、国際協力、観光やレジャー、文化の創造、アウトドアスポーツなどの主要機能を中心に、ジャイアントパンダの生態学価値や文化的価値と成都の住みやすく美しい公園都市建設を有機的に組み合わせ、「ジャイアントパンダの都」プロジェクトを開始しました。当該プロジェクトの計画総面積は69㎢に達し、成都市北湖地区、都江堰地区、龍泉山地区3つのエリアからなっています。2019年、成都市第1回企画委員会は、「ジャイアントパンダの都」のマスタープランと概念計画を検討し、採択しました。そのうち、北湖地区の成都パンダ基地の拡張工事プロジェクトは、2019年第3四半期に第1期工事が着工し、成都ユニバーシアードの前に完成と開放を目指す中核公共福祉プロジェクトとして実施されています。

住所:中国四川成都外北成都大熊猫繁育研究基地、郵便番号: 610081
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