【パンダ知識】消化

 消化速度の速さが、パンダの一日中でも食べられる保証となっています。馬や牛などの動物が食べた食物は普通体内で24時間ぐらい残るのと違って、パンダの食べた食物はただ5~13時間だけで糞になって排出されます。これもパンダが大半の時間を食事に費やす主因となっています。パンダにとっては、一日10時間以上をかけて20㌔の竹を食べてもおかしくないです。一方、体の消耗を減らすために、パンダはなるべく動きを少なめにして、妊娠期を短縮することなどを通し、体重を保持しているのです。

 

 長い間、パンダの進化に関する謎が未解のままです:パンダはほとんど植物を食べているのに、なぜその歯と消化器は肉食動物のままなのか?表面から見れば、これは間違っているようです。ほかの植食動物と比べ、パンダの消化器が短くて、内臓には繊維素を消化するのにいい微生物が乏しいから、食べた食物が消化器で十分に残られず、吸収された栄養が少ないです。大部分の植食動物は食べた食物の80%も消化できるのに対し、パンダの消化できる部分はただ17%だけです。この不足を補うのか、パンダは最短時間に多量な食物が食べられるように進化してきました。

 

 食べる際、竹の栄養豊富な部分だけを取り、笹を口元にためて、ある程度まで貯まるとまたいっせいに食べてしまうのがパンダの普通の食べ方です。

 

 1.jpg

  • 住所:中国四川成都外北成都大熊猫繁育研究基地、郵便番号: 610081
  • ©2007成都大熊猫繁育研究基地