【パンダ知識】食物

 パンダの食物の99%は竹ですが、ほかにたまには動物の死体や植物も食べるのです。パンダの食用竹は12属で、60何種類もあります。

 人工飼育パンダの主食は低い山での竹で、補食は穀類で加工された飼料が主です。特に、竹はパンダの成長と発育、健康な体と正常な繁殖には重要な食べ物です。近年来、高山と亜高山帯の竹類のパンダの健康と繁殖への重要な作用が認識されることと、交通条件の改善につれて、飼育されているパンダも高山と亜高山帯の竹類が食べられるようになりました。

 普通矢竹がパンダの大好きな竹の一種だとされていますが、実はパンダに好まれる竹は数多くて、矢竹はただその中の一つだけです。これらの竹はほとんど亜高山暗針葉樹林、山地暗針葉樹林、山地針広混交林と山地常緑広葉樹林などにあり、700米から3500米の海抜に分布しています。パンダの食用竹はその生活する山系によって違うし、季節によっても異なり、パンダは季節に応じて種類の違う竹や、竹の違う部分を食べているのです。例えば、春と夏には各種の筍が好きですが、秋には竹の笹を、冬には竹の枝を主食にしています。野生パンダのよく食べる竹が冷矢竹、八月竹、実竹、筇竹(チョンチク)、大葉筇竹、熊笹、少花矢竹、短錐玉山竹、北背玉山竹、蛾熱竹、巴山木竹、華柑竹などに対し、飼育パンダの大好物は巴山木竹、刺竹、蓉城竹、熊笹、淡竹(はちく)、真竹(まだけ)、広葉熊笹、孟宗竹、冷矢竹、杖の竹、矢竹、三月筍、方竹などです。飼育パンダは食物が自由に取れないから、その栄養不足とアンバランスへの配慮で、竹類の他、また少量の飼料、果物、ビタミンと添加剤などが与えられています。消毒済みなとうもろこし、大豆、米、小麦などが、一定の割合で混合され、特別な方法で加工されたらパンダの飼料となります。また、パンダに提供する食物全部は厳格な安全と栄養検査を経ってから使用されているのです。


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