北京五輪のマスコット公募 四川候補にパンダを
四川省人民政府新聞弁公室は11日行われた記者会見で、北京五輪マスコットのデザイン案募集活動を正式に開始することを発表した。デザイン受け付けは来年3月16日まで。
今回の「蜀光風采五輪を楽しみに――心のマスコット」という活動で、四川省は29回五輪のマスコットデザイン案を世界から募集して、最後に募集したデザインの中から29作品を選出する予定。当選作品は、四川省主管部門の名義で北京2008年五輪組織委員会に提出される。
話によりますと、四川省はパンダをモチーフにしたデザイン案をマスコットとして推薦する。恐竜と同時代のパンダは今を去ること三百万年前にすでに地球に現れた。かねてから「生きている化石」と呼ばれる。四川省はパンダのふるさととして知られるが、野生パンダの80%がここに生息する。四川省のテーマは「緑の五輪、科学五輪、人文五輪」の精神にぴったりと合っていると専門家たちに認められた。
国家一級の画家、アジア大会マスコット「??(パンパン)」の設計者、劉忠仁さんをはじめ、数人の専門家は今回の募集顧問となる。「蜀光風采五輪を楽しみに――心のマスコット」という活動では、「五輪とマスコット写真巡回展覧」、「蜀光風采五輪の夕べ」などの四つのテーマ活動が行われる。
パンダを五輪のマスコットに申告することに対して支持を表すために、成都パンダ繁育研究基地の全員はより高い熱意と最大の努力で、パンダの繁殖事業を進める。そして前もって今回の公募のご成功を祈る。