フランスの「円夢」(ユアンメン)が一般公開 パンダフィーバーが巻き起こる
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  • 時間:2018-01-23

 2018年1月13日、フランスで初めて誕生したジャイアントパンダの「円夢」が一般公開されました。公開初日当日、フランスのサンテニャンシュルシェールにあるボーバル野生動物園には、厳しい寒さにも関わらず、多くの人々が駆けつけました。生後5か月の小さなスターを一目見ようと、パンダ館の前には長蛇の列ができていました。

 

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 「円夢」は、2017年8月4日にボーバル野生動物園で生まれました。両親は、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地(以下、パンダ基地)がフランスに貸し出している「円仔」(ユアンザイ)と「歓歓」(ホアンホアン)です。13日の早朝、生後5か月の「円夢」は、母親の「歓歓」に連れられパンダ館の室内運動場に姿を現しました。ちびっ子の「円夢」は、とても活発で、「歓歓」がゆっくりと朝ごはんを食べているそばで登ったり降りたりをひたすら繰り返し、夢中で新しい環境を探索していました。来園者は、ガラス越しに「円夢」の可愛らしい姿を見て、とても喜んでいる様子でした。 

 

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 「歓歓」の出産にあたり、成都パンダ基地は、直ちに経験豊富な飼育員と獣医をフランスに派遣しました。「円夢」が生まれると、基地の飼育員らは24時間体制で観察を続け、成長の記録をつけました。細かく母子の健康状態をチェックし、哺育に用いる器具や飼育環境の徹底的な安全管理に努めました。基地の飼育員らの指導とフランスの哺育チームの努力により、「円夢」の体重は、生後直後の142.4gから、現在は11㎏にまで増え、その姿は丸々としています。パンダ基地の飼育員の段東瓊氏によると、現在、「円夢」と「歓歓」は共に健康で、精神状態や採食状況も良好だと言うことです。

 

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 ジャイアントパンダは、中国の外交における「友好の使者」の役割を担っています。パンダ基地は、建立から30年の間、中国の政治や外交上の需要に基づき、国・省・市の指導のもと、多くの国々との間に「ジャイアントパンダの長期国際協力繁殖計画」を相次いで締結してきました。その結果、多岐の分野にわたる協力関係や研究を展開することに繋がりました。これまで、技術、文化、交流、管理などの分野における様々な困難を乗り越え得られた功績は、国際的に大きな称賛を得ています。

 

 

  • 住所:中国四川成都外北成都大熊猫繁育研究基地、郵便番号: 610081
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