日本のジャイアントパンダ「永明」(エイメイ)が日本動物大賞グランプリを受賞
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  • 時間:2018-03-08

  2017年12月、日本の著名な動物保護団体「公益財団法人 日本動物愛護協会」による「第10回 日本動物大賞」の選考が始まりました。数か月の審議の結果、日本で暮らす成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地(以下、成都パンダ基地)のジャイアントパンダ「永明」(エイメイ)がグランプリを受賞しました。
  「永明」は、中国初のジャイアントパンダの国際保護協力プロジェクトの一員として選出され、中国四川省の成都パンダ基地から日本に旅立ちました。これまで、ジャイアントパンダの繁殖に大きく貢献してきたことが大きく評価され、この度の受賞となりました。また、和歌山県をはじめとした日本のPR活動にも大きな役割を果たし、多くの人々に絶滅危惧種の保護と、自然環境に関心を持つよう呼びかけてきました。表彰式は、3月15日に島根イン青山(東京都港区)で行われます。
 



「永明」の近影






  「公益財団法人 日本動物愛護協会」は、1948年に設立されました。2008年、日本政府の環境省の協力のもと、「第1回 日本動物大賞」を創設し、日本で最も大きな影響力を持つ社会公益活動の1つになりました。当活動は、日本の多くの人々の関心を集め、日本最大の通信社「共同通信社」をはじめとする多くのメディアが、審議の結果を報道しました。
  1994年、成都パンダ基地と日本和歌山県の南紀白浜アドベンチャーワールドは、いち早く国際協力に取り組み、ジャイアントパンダの共同研究や繁殖に注力し、多くの成果を収めてきました。これは、中国と海外の機関との間で展開された初の長期国際協力プロジェクトです。その結果、10回の繁殖の末、計18頭の出産に成功し、そのうちの15頭が現在も元気に暮らしています。南紀白浜アドベンチャーワールドは、これまでに、ジャイアントパンダの国際協力において、繁殖数最多の優秀な成績を収め、海外最大のジャイアントパンダの人工繁殖個体群を形成しています。
  成都パンダ基地は、これまで16の国と地域の機関と共にジャイアントパンダの科学研究交流を展開してきました。現在、アメリカ、日本、スペイン、フランス、カナダ、ドイツの6か国と長期国際協力関係を展開しており、19頭のジャイアントパンダが海外で暮らしています。
 ニュースリンク:成都パンダ基地は、中国で最も著名なジャイアントパンダをはじめとする絶滅危惧野生動物の保護機関の1つです。80年代、病気や怪我をしていた6頭の野生個体から始まり、2017年までに180回の繁殖を経て計273頭が生まれ、184頭が元気に暮らしており、世界最大の人工繁殖個体群を有しています。中国国外で暮らすジャイアントパンダのうち、成都パンダ基地が所有するジャイアントパンダの数が占める割合は、わずか3分の1です。しかし、ここ12年間で、20回の繁殖の末、計29頭の育成に成功しており、海外で生まれたジャイアントパンダの3分の2を占めています。また、成都パンダ基地は、27年連続で「中国ジャイアントパンダ繁殖技術委員会年会」を主催しており、中国の「国際科学技術協力基地」、「四川省国際科学技術協力模範基地」となっています。
 

  • 住所:中国四川成都外北成都大熊猫繁育研究基地、郵便番号: 610081
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