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ドイツで暮らすジャイアントパンダ「夢夢」(モンモン)が双子を出産

時間:2019-09-17 11:39:47 シェア:

 

 北京時間2019年9月1日、ドイツで暮らす6歳のジャイアントパンダの「夢夢」が、双子の赤ちゃんを出産しました。中国とドイツのジャイアントパンダの共同繁殖研究プロジェクトの開始以来、ドイツにおける初のジャイアントパンダの赤ちゃんの誕生になります。

 2017年6月24日、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地(以下、成都パンダ基地)のジャイアントパンダの「夢夢」と「嬌慶」(ジャオチン)がドイツのベルリン動物園での新生活をスタートさせ、中国とドイツの共同繁殖研究プロジェクトが幕を開けました。その年は中国とドイツの国交樹立45周年にあたり、中国の習近平国家主席がベルリン動物園のジャイアントパンダ館の開館式典に出席しました。そして、「こうして再び、中国とドイツがジャイアントパンダの保護に向けて手を取り合うことは、非常に重要な意義があります。国の交わりは、民の親しさにあります。“夢夢”と“嬌慶”が両国の友好の新たな使者として両国間の距離を縮め、両国民の友好関係を後押ししてほしいと願っています」と期待を寄せていました。今回、「夢夢」が出産したことは、中国とドイツの友好関係の発展の証であり、両国のジャイアントパンダの共同繁殖研究プロジェクトのページに新たな成果が刻まれたと言えるでしょう。

 今年の3月下旬、メスの「夢夢」は発情期を迎え、成都パンダ基地は2名の研究員を直ちにドイツに派遣しました。4月5日から6日にかけて、成都パンダ基地とドイツの専門家とで、「夢夢」とオスの「嬌慶」の間に7回の自然交配を試みました。しかし、「嬌慶」の発情行動が顕著に現れなかったことから、自然交配が成功することはありませんでした。その結果、4月6日午前、「夢夢」に人工授精が施されました。「夢夢」の発情ピークに人工授精が施されたのは、この1度きりです。今回、「夢夢」が無事に妊娠・出産したことから、この人工授精はジャイアントパンダのわずかな発情のチャンスを十分につかんだということが証明されました。

 8月に入ると、「夢夢」の妊娠ホルモン数値が絶えず上昇しているのが確認されました。成都パンダ基地は新たに2名の専門家をドイツに派遣しました。中国・ドイツ間ではチームが結成され、新しい命を迎える準備を整えました。北京時間8月30日の夜、「夢夢」に出産の兆候が現れ、いらいらと歩き回るようになりました。成都パンダ基地とベルリン動物園の専門家は、「夢夢」の行動観察を強化し、中国の専門家はベルリン動物園のジャイアントパンダ館に留まり、24時間体制で赤ちゃん誕生の瞬間を今か今かと待ち続けました。8月31日の夜10時20分、(ベルリンの現地時間8月31日午後4時20分)、「夢夢」は破水し、いきみが確認されました。そして、9月1日の午前0時52分(ベルリンの現地時間8月31日午後6時52分)に1頭目を、続いて午前1時43分(ベルリンの現地時間8月31日午後7時43分)に2頭目の赤ちゃんを出産しました。赤ちゃんの体重はそれぞれ、186g、136gでした。「夢夢」は初産でしたが、非常に強い母性を備えており、すぐに赤ちゃんを抱き上げると、赤ちゃんの全身を舐めていました。現在、双子の赤ちゃんは母親の元で母乳を飲むことができています。中国とドイツの専門家チームは、心を一つに協力し合い、随時、双子の成長状況に応じた方法で哺育作業を行っています。双子の赤ちゃんは交代で保育器と母親の元を行き来し、各指標のモニタリングが続けられています。

 ジャイアントパンダの繁殖・育成に関しては、その特殊な習性により、その種の保護における重点であり、難点とも言えます。成都パンダ基地は16の国と地域との間でジャイアントパンダの共同繁殖計画を展開してきました。現在、日本、アメリカ合衆国、スペイン、フランス、カナダ、ドイツ、デンマークの7か国の動物園と共に繁殖研究プロジェクトに取り組んでいます。成都パンダ基地が技術提供を行っている海外の機関においては、基地所有の3分の1の個体をもとに34頭の育成に成功しており、海外におけるジャイアントパンダの最高育成率を誇っています。特に注目すべき点は、現在、海外で暮らす繁殖適齢期を迎えたジャイアントパンダたちが、それぞれ出産に成功していることです。今回、ドイツで暮らす「夢夢」の出産が示すものは、成都パンダ基地の世界一流の専門技術レベルだけではありません。中国とドイツ両国のジャイアントパンダの飼育・繁殖チームが、技術や文化、協力関係などで直面する数々の複雑な局面を克服してきた証でもあると言えるでしょう。

 「夢夢」の赤ちゃんの健やかな成長を祈ると共に、今後も中国とドイツのジャイアントパンダの共同繁殖研究プロジェクトが順調に発展し、さらに大きな成果を結ぶよう願ってやみません。

 

 
























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