世界的音楽プロデューサーでDJのアラン・ウォーカー氏がパンダ大使の称号を受ける
2019年10月27日、有名音楽プロデューサーのアラン・ウォーカー氏が成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地(以下、成都パンダ基地)を訪れ、パンダ大使の称号を受けました。今後、アラン氏は音楽の力を通じて、ジャイアントパンダへの関心と環境保護を呼びかけていきたい考えです。
10月27日は、国際ジャイアントパンダデーにあたり、人々がジャイアントパンダをはじめとする絶滅危惧野生動物の生息地の破壊や地球の環境問題に関心を持つよう呼びかける日でもあります。当日午前9時、アラン氏は、テンセントミュージックグループの呉偉林副社長の付き添いの元、成都パンダ基地を訪れ、ジャイアントパンダの飼育員の仕事を体験しました。
アラン氏が最初に向かったのは「パンダのキッチン」です。ここで、アラン氏はパンダだんごの製造過程を見学し、その後、だんご作りを自ら体験していました。次に「月の産室」を訪れ、今年生まれのパンダの赤ちゃんを鑑賞し、その可愛らしい姿に魅了されていました。現在、成都パンダ基地が200頭余りのジャイアントパンダを保有し、世界最大の飼育個体群を形成していると耳にしたアラン氏は「とても素晴らしい成果ですね。先ほど、ジャイアントパンダの飼育体験をし、身をもって大変な仕事であると感じました。24時間体制で働いている基地の飼育員の方々の努力には頭が下がります」と話しました。
アラン氏が最後に訪れたのは「パンダ国際芸術センター」です。アラン氏がここで描いたジャイアントパンダのイラストは、成都パンダ基地に贈呈されました。
基地での一日体験を終えたアラン氏は、ジャイアントパンダの保護の公益事業に深い意欲を示し、「より多くの人々がジャイアントパンダを愛し、関心を持ち、ジャイアントパンダの保護に取り組んでほしいと願っています。ジャイアントパンダの保護に携わるすべての方々の努力に感謝すると共に、あなたたちのジャイアントパンダに対する関心と愛情に大きな意義があると感じました。今後、地球上のジャイアントパンダの生息数が増えることを祈っています」と話しました。
ニュース資料:
アラン・ウォーカー氏は、『Faded』や『Legends Never Die』で一躍その名を知られることとなり、「ベスト・ノルウェー・アーティスト賞」や「ベスト・イギリス・ソング賞」など、数々の賞を受賞しました。音楽の分野で輝かしい功績を収めると同時に、これまでに様々な公益事業に取り組んでいます。