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成都パンダ基地で最重量のジャイアントパンダが誕生 今年初のメスの赤ちゃん

時間:2020-06-17 16:52:28 シェア:

 

 2020年6月5日午後、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地(以下、成都パンダ基地)のジャイアントパンダ「園潤」(ユエンルン)と「艾莉」(アイリー)がそれぞれメスの赤ちゃんを出産しました。2頭の赤ちゃんは共に健康で、母親の元で元気に母乳を飲んでいます。

 昼の12時32分、専門家たちと飼育員が見守る中、ジャイアントパンダの「園潤」が無事にメスの赤ちゃんを出産しました。赤ちゃんの体重は172.6gありました。強い母性を備えた「園潤」は、赤ちゃんを産むとすぐに抱き上げました。その後間もなくして、午後1時06分には「艾莉」が219gもある丸々としたメスの赤ちゃんを出産しました。「艾莉」も、赤ちゃんをすぐに抱き上げていました。

 成都パンダ基地の専門家は「現在、2頭の母親、そして2頭の赤ちゃんはそれぞれ健康で、母乳も十分に出ています。特に、“艾莉”の赤ちゃんに関しては体重が219gもあり、成都パンダ基地設立以来、最も重い体重で生まれてきました。生命力も強く、生まれてすぐに母乳を6gも飲みました。通常の赤ちゃんの母乳の摂取量を優に超えています」と話しました。

 「園潤」と「艾莉」にとっては、今回が初めての出産ではありません。2018年7月31日、「園潤」はメスの赤ちゃんを出産しました。初めての出産に戸惑った「園潤」は、わが子に傷を負わせてしまいました。口角から下あごにかけてできた傷を9針縫ったことから、赤ちゃんは「潤九」(ルンジュウ)と名付けられました。そして今年、前回の出産で経験を積んだ「園潤」は、赤ちゃんを大事そうに優しく抱きしめています。一方、「艾莉」は、2018年6月15日に、「艾米」(アイミー)と「艾倫」(アイルン)のオスの双子を出産しています。当時、「艾莉」は初めてとは思えないほど、手際よく子育てをしていました。今回も同様に「艾莉」は赤ちゃんの面倒をよく見ています。

 新型コロナウイルスの流行を受け、成都パンダ基地は2か月間の閉園を余儀なくされました。その期間は、ジャイアントパンダの発情の集中期に当たりました。様々な業務が一時休止される中、ジャイアントパンダの科学研究や繁殖作業などは通常通り進められていました。その努力が実り、「園潤」と「艾莉」の交配が成功し、この度、無事に2頭の同日の出産に至ったのです。今年に入り、成都パンダ基地では4頭のジャイアントパンダが計5頭の赤ちゃんを出産しています。そのうち、オスは3頭、メスは2頭で、全ての赤ちゃんが順調に成長しています。

 

 








「艾莉」の赤ちゃん


「園潤」の赤ちゃん

 

住所:中国四川成都外北成都大熊猫繁育研究基地、郵便番号: 610081
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