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公園都市生態科学普及サマーキャンプが正式に始動 - 6大テーマをもとに計100回のイベントを開催予定

時間:2020-08-20 16:40:08 シェア:

 

 ジャイアントパンダの秘密を探求し、様々な生物や草木と触れ合い、爽やかな風を浴びながら緑道を歩く…そんな興味深い科学普及イベントが開催されます。

 先日、「成都を愛し、ユニバーシアード(世界の大学生の夏季運動会)を応援しよう」をテーマにした公園都市生態科学普及サマーキャンプイベントが正式に始動し、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地(以下、成都パンダ基地)の秘密探求館広場では賑やかなオープニングセレモニーが開催されました。

 オープニングセレモニーでは、成都パンダ基地、成都動物園、成都市植物園、成都緑道文化観光会社、成都錦江緑道会社、龍渓虹口自然保護区管理局により「Pandaversity パンダ学院サマーキャンプ」、「野生動物の秘密を探ろう」、「生物や草木を知り、生命の神秘を探ろう」、「スポーツ科学普及サマーキャンプ」、「科学普及サマーキャンプ」、「私とジャイアントパンダの秘密探求ツアー」など、6大テーマをもとに計100回に渡って行われるイベントが紹介されました。

 このイベントは、成都市公園都市建設管理局、成都市科学技術局、ジャイアントパンダ国立公園成都市管理支局主催、成都パンダ基地などの6つの機関の運営により開催されます。成都市公園都市建設管理局の責任者は「サマーキャンプの開催を通じて、テーマとして掲げる“成都を愛し、ユニバーシアードを応援しよう”のムードをより一層盛り上げたいと考えています。そして、成都市の青少年たちの生態文明意識と科学的素養を高め、成都市の公園都市としての文化の風格と内在的価値の向上や新時代の人文精神を体現するための新たなシーンの構築に繋げていきたいと考えています」と話しました。

 生活上での新たな消費シーンを設け、日々高まる人々のニーズを満たし、全市民の新たな生活様式を実現するため、成都市は今年に入り、パンダ国立公園、錦城公園、錦江公園、“100公園”などの重要生態プログラムの建設成果を最大限に活用し、「新たな活力に満ちた歴史ある公園」「景観アップに向けた囲いの撤去」など作業のレベルアップに向けた取り組みに努めてきました。そして今年、年間を通じて、計1000に及ぶ「より良い生活のための公園と緑道」活動の開催を計画しています。そして、この生態科学普及サマーキャンプイベントは、その活動の一部に当たります。

 7月26日には、1000回の中の1つである「緑道公園を歩き、旬の果物を味わおう」と題した特産農作物の第1期試食会が錦城湖公園、浣花渓公園、人民公園、百花潭公園、文化公園の5か所で同時開催され、逸品ぞろいの成都市の特産物が多くの市民に大好評でした。

 このイベントは、高い公益性が備わっているだけではなく、より多くの人を対象とし、サマーキャンプに参加した青少年が収穫を得て、イベント全体の質の確保と十分な成果が獲得できるよう、各主催者の特色を十分に強調し、生態科学普及教育の要素を十分にアピールするという点に力を入れています。成都パンダ基地の責任者は「ジャイアントパンダの世界的な影響力、そして基地独自の熟練された科学普及における経験と基地の優れた基盤とを融合させ、パンダ基地では、ジャイアントパンダをメインとした7つのテーマで計28回のシリーズイベントの開催を計画しています。イベントを通じて、青少年に中国の国宝・ジャイアントパンダを理解し関心を持つ機会を提供し、より多くの市民の自然環境への保護意識や公園都市の建設に対する共通意識を高めたい考えです」と話していました。

 今回のオープニングセレモニーには、成都市の生態科学普及教育の分野で名を知られる拾野博物館・雲上田園などの機関・企業の代表者らの出席も見られました。現場には、様々な模型や科学教室で用いられる教材も展示され、多くの注目を集めていました。

 

 

 






























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