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世界初のジャイアントパンダがテーマのインタラクティブ体験博物館が開館!

時間:2021-03-22 15:49:02 シェア:

 

 2021年3月3日、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地(以下、成都パンダ基地)が手掛けた世界初のジャイアントパンダをテーマにしたインタラクティブ体験博物館「成都ジャイアントパンダ博物館」がグランドオープンし、屋外で開館セレモニーが開催されました。

 

 セレモニーでは、成都パンダ基地書記兼主任の呉永勝氏が「成都ジャイアントパンダ博物館は、今後も引き続き教育普及活動に努め、国際的、かつ近代的なジャイアントパンダの科学教育プラットフォームの構築に注力していきたいと考えています。そして、我が国、四川省と成都市におけるジャイアントパンダや生物多様性の保護活動をさらに推進し、エコ文明の構想の実現に向け積極的に取り組んでいきたい考えです。また、成都パンダ基地は“文化強国”戦略にも全力で取り組み、成都市のジャイアントパンダの物語を良く語り、パンダ文化の普及活動を広く展開し、ジャイアントパンダを通じて世界中の人々の想いを繋げたいと思っています」と述べました。

 

 成都ジャイアントパンダ博物館は、世界初のジャイアントパンダがテーマのインタラクティブ体験博物館で、建築面積は7179㎡、展示面積は4342㎡に達します。最新技術が駆使された設備が至る所に設置されており、インタラクティブ体験に最も優れた世界最大の面積を誇るジャイアントパンダの博物館です。科学普及や教育普及、展示と展示物の収集と保護、そして研究とが融合した国際的で近代的な当博物館は、2019年8月に着工しました。館内は「パンダの歴史」、「竹林の隠遁者」、「パンダの発見」、「絶滅危惧の年代」、「保護の道」、「生態の楽園」、「未来を楽しむ」の7つの展示エリアに分かれており、「人類・ジャイアントパンダ・自然の共存」の理念がそれぞれのエリアに反映されています。インタラクティブ体験、シーンの復元、投入感型体験などの展覧方式を通じて、来館者は楽しみながらジャイアントパンダなどの希少動物の現状について理解を深めることができ、環境や動物保護に対する意識が高まると同時に、科学探求精神や科学的素養の向上にも繋がることでしょう。

 

 成都ジャイアントパンダ博物館では、館内の投入感型設備やインタラクティブ設備などを通じて、臨場感溢れる体験を味わうことができます。当館の開館は、成都パンダ基地における来園者の観光体験の充実化に繋がると同時に、ジャイアントパンダなど様々な野生動物に対する理解や環境保護と動物保護に対する意識の向上にも多いに役立つことでしょう。また、成都パンダ基地の発展のための大きな原動力となり、パンダ文化の普及と科学教育事業を促進するための基盤となる施設が完成したといえます。


 





熊成都パンダ基地書記兼主任の呉永勝氏による挨拶











セレモニーでのプレート授与の様子





博物館を見学する来館者





博物館で様々な体験に興じる来館者







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