「環境保護は、一人ひとりの義務」 ― 2021年科学技術イベント週間、および科学普及イベント「国際生物多様性の日」を開催
2021年5月22日は「国際生物多様性の日」でした。この日は四川省および成都市科学技術イベント週間に当たり、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地(以下、成都パンダ基地)では、成都ジャイアントパンダ博物館の来場者に向けた科学普及シリーズイベント「竹林の大探偵」が開催されました。
イベントでは、成都パンダ基地の豊富な動植物資源を生かし、人々が高い関心を寄せる「ジャイアントパンダの食用のタケ」に焦点を当てながら、科学普及パネル「私と私のタケの国」の展示、科学普及サロン「専門家TALK」、意見交換「タケと生活」、「ジャイアントパンダにまつわるおしゃべり交流会」、インタラクティブゲーム「竹林の宝探し」、共有や普及などの様々な催しが行われました。イベントを通じて、生物多様性保護に関する知識の普及や人々の科学的素養の向上を図ると同時に、大自然に関心を持ち、継続可能なライフスタイルを選択することで、調和のとれた美しい故郷を築こうとイベントの参加者に呼び掛けました。
イベント会場は大変な賑わいを見せ、参加者は展示パネルを鑑賞したり、実体験に基づいたディスカッションや地図を用いた竹林での宝探し体験、“タケの国”での実体験をお互いにシェアしていました。ゲームを楽しみながら生物多様性の保護について学んだことで、参加者の環境保護に対する意識の向上にも繋がったようです。
環境保護に取り組むことは私たち一人ひとりの義務であり、環境問題の解決に努めなければなりません。ジャイアントパンダと共に環境保護に取り組み、人と自然とが調和した美しい故郷を築きましょう。
“タケの国”の探索
「私と私のタケの国」の科学普及展示パネルを鑑賞するイベント参加者
意見交換「タケと生活」に参加し、タケと日常生活について感想をシェアするイベント参加者
スタンプを押し、環境に優しいエコ・ライフを約束するイベント参加者
環境保護の輪に加わるよう呼びかけるイベント参加者
成都パンダ基地の専門家による科学知識普及サロン「国宝・ジャイアントパンダの研究 ― 食と健康」
科学普及サロン「専門家TALK」
スタッフによる解説
地図を手に、宝探しの旅に出るイベント参加者