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成都パンダ基地、「中国青少年自然教育グリーンキャンプ地」に認定

時間:2021-06-10 15:02:33 シェア:

 

 2021年6月10日、中国森林活動関心組織委員会による中国地方森林活動関心業務交流座談会、および「中国青少年自然教育グリーンキャンプ地」の認定プレート授与式が陝西省咸陽市で開催されました。座談会では、中国全国人民政治協商会議の副主席兼秘書長で中国森林活動関心組織委員会主任を務める李斌氏が重要なスピーチを行い、中国林業草原局長の関志鷗氏からは森林に関心を寄せる活動に関する業務報告が行われました。また、共産主義青年団の中央指導者、浙江省、福建省、湖南省および陝西省の森林活動関心組織委員会の指導者らがそれぞれ意見交換を行いました。

 中国共産党第19回全国代表大会の精神、および中国の習近平国家主席が唱える生態文明思想をより深く遂行すると同時に、青少年の生態文明意識の向上を図り、彼らが自然をより身近に感じることで自然への理解や自然保護の意識を高められるよう、『中国の青少年3億人のための森林研究学習教育活動プログラム』の要求に基づき、中国全国森林活動関心組織委員会の会議の場において、2021年より中国各地における青少年自然教育グリーンキャンプ(以下、グリーンキャンプ)の活動の開催が決定されました。各省の森林活動関心組織委員会の推薦と全国森林活動関心執行委員会による評定などを統計した結果、26の機関がグリーンキャンプ地として認定されました。

 成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地(以下、成都パンダ基地)は26か所のグリーンキャンプ地の内の1つに指定され、四川省内では唯一の認定機関です。

 第1期のグリーンキャンプ地の1つに選ばれた成都パンダ基地は、独自の資源の利点を最大限に活用した科学普及活動や自然教育活動に取り組み、多くの青少年たちの科学的素質と環境保護意識の向上を図り、彼らの健康的な成長を後押しするため尽力してきました。今後も、習近平国家主席が提唱する新時代の中国独自の社会主義思想に基づき、国家主席の生態文明思想と発展理念を綿密に実践していきたいと考えています。美しい中国の構築と人々のより良い生活に対するニーズを満たすことを最終目標に掲げ、社会全体の生態文明意識の向上を基盤に置きながら、協議の建言、動員の呼びかけ、科学普及教育、緑化活動の実践などの強化に努めていきます。生態文明構築のために力を凝集し、全力を挙げて森林活動関心事業の新しい局面を切り開き、美しい中国の構築に向けて貢献していく所存です。

 

 





中国地方森林活動関心業務交流座談会の会場


中国国家青少年自然教育グリーンキャンプ


会議で重要なスピーチを行う中国全国人民政治協商会議の副主席兼秘書長、中国全国森林活動関心組織委員会主任の李斌氏


森林活動に関する業務報告を行う中国林業草原局長の関志鷗氏




住所:中国四川成都成都大熊猫繁育研究基地、郵便番号: 610081
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