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成都パンダ基地で四つ子のレッサーパンダの赤ちゃんが誕生

時間:2021-06-25 16:20:26 シェア:

 

 2021年6月19日、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地(以下、成都パンダ基地)で四つ子のレッサーパンダの赤ちゃんが誕生しました。成都パンダ基地設立以来、四つ子の誕生は今回が2度目となります。現在、母子共に健康で、赤ちゃんたちは母親の元で母乳を飲んでいます。

 6月18日、1頭のメスのレッサーパンダがせわしなく歩き回り、でんぐり返しや巣材の干し草をひっくり返すなど、出産前の行動が現れていることに飼育員が気付きました。その後、飼育員や専門家が見守る中、6月19日の午前8時31分、8時55分、11時27分、11時34分にそれぞれ赤ちゃんを出産しました。モニタリングを通じて、4頭の赤ちゃんの体重は通常の出生体重の100gほどだと分かりました。

 成都パンダ基地では1996年にもレッサーパンダの四つ子誕生の記録が残っています。当時は飼育技術が確立されておらず、様々な要因により4頭の赤ちゃんと母親は3日後に亡くなってしまいました。今回、再び四つ子の誕生を迎え、現在の熟練した飼育技術を応用することで、レッサーパンダの母子は良好な健康状態を保っています。この成果に飼育員と専門家は喜びを隠せません。成都パンダ基地におけるレッサーパンダの科学研究を用いた保護活動、繁殖、飼育面で大きな進歩を遂げたといえるでしょう。

 レッサーパンダは、食肉目レッサーパンダ科レッサーパンダ属に分類されます。中国二級重点保護野生動物に指定されており、2015年には『国際自然保護連合(IUCN)絶滅のおそれのある生物種のレッドリスト』(The IUCN Red List)の絶滅危惧ⅠB類に指定されました。毎年5月から7月がレッサーパンダの出産シーズンに当たり、通常、1度の出産で1~2頭の赤ちゃんを産み、ごくまれに三つ子や四つ子を産むこともあります。今年に入り、成都パンダ基地では、12回の出産を経て計18頭のレッサーパンダの赤ちゃんが誕生しています。

 現在、成都パンダ基地が有するレッサーパンダの個体数は163頭に達し、世界最大の飼育個体群を形成しています。

住所:中国四川成都外北成都大熊猫繁育研究基地、郵便番号: 610081
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