成都パンダ基地で2023年科学技術イベント週間、および科学普及イベント「国際生物多様性の日」を開催
国、省、市の科学技術イベント週間と国際生物多様性の日を機に、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地(以下、成都パンダ基地)は、「プロトコルから行動へ:生物多様性の再構築」と題し8つのテーマの、オンライン上と会場でのハイブリッド型イベントを行いました。
一.科学普及サロン「専門家TALK」:「竹林の秘密を探る」
成都パンダ基地の野生動物栄養学の専門家である姚英博士は、来園者の関心が高い「ジャイアントパンダの食用竹」の知識をめぐって科学普及サロンを開催しました。サロンは屋内での知識解説と屋外の科学実習の2部構成で、オンラインとオフラインで同時に実施しました。来園者に竹の理論的知識とジャイアントパンダの竹食戦略を学んでもらい、生物多様性保護の知識を普及し、基地の観光ルールを守る事や、生態環境保護に対する来園者の意識向上を狙いました。
二.重点研究室を一般公開:学習研究イベント「顕微鏡でジャイアントパンダの血液を観察しよう」
5月21日、成都パンダ基地に科学研究やジャイアントパンダに興味を持つ学生たちが訪れました。科学者や科学普及スタッフに率いられ、学生たちは学習研究イベント「顕微鏡でジャイアントパンダの血液を観察しよう」に参加し、科学者の日常の仕事を体験し、ジャイアントパンダの血液について学びました。
三.住宅街での正しい犬の飼い方:私はジャイアントパンダの素敵な隣人
ジャイアントパンダ国立公園周辺の住宅街における犬の予防接種と感染症の予防と管理を適切に行うため、2023年5月22日から26日まで、成都パンダ基地動物保護研究部の疾病研究チーム、科学普及教育チーム及び唐家河エリアのスタッフらからなる共同作業グループは、唐家河周辺の村や鎮、住宅街に赴き、犬の疾病調査と予防接種活動を実施しました。また、「私はジャイアントパンダの素敵な隣人」というテーマの科学普及イベントを行い、犬の予防接種、疫病調査、検体収集、疾病の検出と分析、感染症の予防と管理に関する知識の普及、動物保護と疫病予報関連法律の宣伝、グリーンライフの呼びかけなどを行いました。
四.校舎における科学普及イベントの開催:パンダの秘密を探ろう
成都パンダ基地の科学普及スタッフはジャイアントパンダ国立公園唐家河エリア青川県清溪鎮中心小学校の先生と生徒合計220人に「生物多様性保護」をテーマにした科学普及教室を実地しました。教室では、知識解説とゲーム、そして面白い科学普及アニメーションを通じて、ジャイアントパンダをはじめとする絶滅危惧野生動物の保護と成都パンダ基地の生物多様性保護の成果を紹介しました。イベントを通じて、生徒たちに環境保護を意識してもらい、身の回りの小さなことから始めて、ジャイアントパンダと私たちの家を保護するよう呼びかけました。
五.特別講座:あなたが知らないジャイアントパンダのこと
講座では、ジャイアントパンダの環境適応力をはじめ、人々が高い関心を寄せるジャイアントパンダのトピックを選定し、パワーポイントを用いた解説、模型の鑑賞、映像の放映、環境保護ゲーム、Q&Aなど様々な方法を通じて、積極的に生物多様性保護に参加するよう人々に呼びかけました。5月は7回講座を開き、参加者は約300人に達しました。
六.科学普及イベント:「ジャイアントパンダのおしゃべり交流会」
2023年科学技術イベント週間中、成都パンダ基地の科学普及ボランティアは人々が高い関心を寄せるジャイアントパンダのトピックをはじめ、基地内のいくつかの解説エリアで科学普及イベント「ジャイアントパンダのおしゃべり交流会」を行いました。イベントを通じてジャイアントパンダの習性、行動、保護の現状などを紹介し、環境保護に積極的に参加するよう呼びかけました。参加者は、スタッフの解説に真剣に耳を傾けた後に積極的に質問を投げかけ、科学普及スタッフは、参加者と交流しながら全ての質問に丁寧に回答し、会場は大いに盛り上がりを見せていました。イベントを通じて多くを学んだ参加者は、今後も日々の生活で環境保護に取り組むよう心掛け、生物多様性の保護に貢献したいと話していました。期間中1000人以上の来園者に計10回の解説を提供しました。
七、博物馆日:科普问题答一答:专属盖章活动
5月18日为国际博物馆日,该活动向当日参观大熊猫博物馆的500名游客发放印制的国际博物馆日专属卡片,在游客答对卡片上的科普问题后,加盖专属活动印章,鼓励公众积极行动,参与环境保护。
八、熊猫侦探:探秘大熊猫博物馆
该活动由科普老师引导,分组前往大熊猫博物馆各展厅,借助定制的“探秘手册”进行沉浸式探馆,活动共计开展2场次,现场共计约100名游客参加。