“2017年中国大熊猫繁育技术委员会年会” 在蓉隆重召开 「2017年中国ジャイアントパンダ繁殖技術委員会年会」 成都にて盛大に開催
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  • 時間:2017-11-21

2017年11月7日、「中国ジャイアントパンダ繁殖技術委員会年会 2017年国際学術年会」が、中国動物園協会・西華師範大学主催、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地(以下、成都パンダ基地)・西華師範大学生命科学学院共催、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基金会協賛で、成都市の新華ホテルにて盛大に開催されました。成都パンダ基地の張志和主任が今会議の司会を務め、中国国家林業局野生動植物保護と自然保護区管理司の楊超司長、中国動物園協会の謝鐘副会長、中国野生動物保護協会副会長兼秘書長の李青文氏、四川省林業庁巡視員の劉兵氏、成都市人民政府副秘書長の覃文林氏、成都市林業園林管理局の羅葉副局長、中国ジャイアントパンダ保護研究センターの張和民常務副主任ら主要機関の代表者が開幕式に出席されました。その他にも、中国国内の40か所の機関の代表191名と13か国の69名の海外専門家ら、計260人余りが今回の年会に出席しました。
開幕式では、成都市人民政府の覃文林副秘書長がご挨拶され、今会議の成功の意を述べられました。その後、中国国家林業局野生動植物保護と自然保護区管理司の楊超司長は、ご挨拶の中で、2017年における各機関のジャイアントパンダの保護、天然林の保全、耕地の森林への返還、野生動植物の保護、湿地の環境保全と自然保護区の建設などの分野における功績を大きく評価されました。その中には、ジャイアントパンダ国家公園の建設の段階的な成果により、パンダの繁殖・育成の質の向上につながり、2017年には、飼育下で58頭のパンダの繁殖に成功したことや、飼育下のパンダの野生復帰プロジェクトの進展などの内容が含まれています。そして、今後は、パンダの繁殖・育成における管理を強化し、飼育個体群の質の向上を図ることが重要であると述べられました。飼育個体の野生復帰プロジェクトについてもより一層の発展が求められ、各機関・組織が国の統一的な部署のもと、多くの難題を克服し、研究していくための絶え間ない努力が必要であると述べられました。
開幕式の最後には、中国動物園協会の謝鐘副会長がご挨拶されました。「飼育下のジャイアントパンダは、すでにその個体群を自ら維持できる状態に達しており、飼育下の個体の野生化に関する研究と野生復帰プロジェクトの展開、およびパンダの弱小個体群の活性化において、おおむねの成果を収めていると言えます。」また、謝氏は、党中央と国務院による、パンダの生息地を統合した国家公園の設立計画についても提言されました。「この国家公園の設立計画により、パンダの安定的な繁殖の実現のための活路が示され、そのための今後の目標がより一層明確になりました。パンダの国家公園の施行地区としての絶え間ない発展と、パンダの野生復帰とその研究のさらなる展開によって、パンダの弱小個体群の活性化のビジョンが実現することでしょう。」
今会議では、ジャイアントパンダの保護の現状と課題、飼育下のパンダの繁殖・育成と野生復帰などの分野に焦点を当て、ジャイアントパンダ繁殖技術委員会の今年度の業務総括と今後の計画について討議されました。また、野生の個体群の生存能力の分析と弱小個体群や野生動物保護におけるマクロゲノムに関する研究の進展と課題や、パンダの野生化訓練と野生復帰などの問題についても議論されました。その他にも、中国動物園協会の主導のもと、パンダ個体群管理をテーマとした会議も開かれ、明確な飼育個体群の管理策略を打ち立て、繁殖・育成プランなどを作成しました。会議の期間中には、代表者らが成都パンダ基地を見学する時間も設けられました。
中国国内外の各機関のこれまでの努力や中国ジャイアントパンダ繁殖技術委員会の指導と調和により、世界における飼育下のジャイアントパンダの繁殖・育成、科学研究、国際協力、保護教育および野生復帰などの各分野において多くの功績を収めてきました。2017年10月6日現在、各機関で生まれたパンダを合わせると計63頭で、そのうちの58頭が元気に暮らしており、個体群の規模は520頭にまで達しています。成都パンダ基地では、8頭のメスが計12頭の赤ちゃんを出産し、11頭が生存しています。中国ジャイアントパンダ保護研究センターでは、30頭のメスが計42頭の赤ちゃんを出産しました。その他にも、フランス、アメリカ、日本、スペイン、ベルギー、オーストリアのウィーンで暮らしているパンダも繁殖に成功しました。中国のパンダの飼育個体群は、基本的には、自らを維持できる状態に達していると言えます。パンダの各管理機関が適切に対処し、質の保証を前提とした飼育個体群のさらなる発展を目指す必要があります。しかしながら、飼育個体群の質の向上が求められる一方で、個体群密度が高くなりすぎることで負担が生じてしまう問題は依然として存在しています。

 

年会の様子

 

年会の様子

 

年会の様子

 

年会の様子

 

年会の様子

 

 

 

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