成都パンダ基地とAirbnb社が合同戦略に合意
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  • 時間:2018-12-06

 2018年11月19日、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地(以下、成都パンダ基地)とAirbnb社の合同戦略調印式が成都パンダ基地で行われました。今後、双方は共に手を取り合い、生態的な文明の構築、ジャイアントパンダをはじめとする中国文化の発揚、持続可能な観光業の発展、観光地としての成都市の知名度の上昇に向け取り組んでいきます。締結式には、アメリカ在成都総領事館サービス領事の範思傑氏、成都市人民政府副秘書長の塗智氏、成都市観光局局長の多央娜姆氏、成都市林業園林管理局副巡視員の羅葉氏、成都パンダ基地主任の張志和氏、Airbnb社中国地区総裁の彭韜氏らが出席しました。

 成都市の観光サービス業と国際的標準化との結合の促進を目指す

 成都市人民政府の塗智副秘書長は、挨拶の中でこう述べられました。「田舎や都会の区別なく、民宿は、旅行や宿泊により多くの人文、想い、美学、芸術的なエッセンスを加えてくれる場所と言え、観光業の発展を促進する作用を有しています。この度の締結を機に、Airbnb社は自身の国際的発展の経験と成都市の実情とを併せ、全世界でジャイアントパンダの保護とパンダ文化を推し進めていきたいと考えています。そして、成都市の観光サービスと国際的標準化の結びつきをより強固なものにし、観光宿泊業をはじめとする成都市の観光業の世界市場での競争力をより一層強め、成都市を世界で有名な観光都市にしたいと考えています。先日、国務院の批准を得て、成都市は2019年1月1日より、アメリカ合衆国、カナダ、イギリスなどの53の国から訪れる外国人を対象に144時間以内滞在のトランジットビザ(通過ビザ)免除政策を実施する予定です」

 自然を尊重し、境界線を確定する

 協定プロジェクトには一切の野生動植物資源の開発事項が含まれず

 調印式当日、来賓が見守る中、成都パンダ基地とAirbnb社双方の合同戦略に向けた調印式が執り行われました。双方の共同戦略期間は10年を予定しており、ブランドの構築、パンダ文化の発揚、科学普及教育、成都パンダ基地における野生動物の保護ステーションの設立などが双方共通の業務として挙げられます。双方は、自然を尊重し、自然保護に取り組むということが業務の前提であると強調しました。

 Airbnb社中国地区総裁の彭韜氏は、挨拶の中でこう述べられました。「我が社は、世界におけるシェアリング・エコノミーを第一線で率いる企業として、持続性可能な観光の実施を理念としてこれまで注力してまいりました。ジャイアントパンダは、成都市と中国の文化を代表する動物と言え、まさに我が社が提唱する持続性可能な観光業の理想的な象徴と言えます。今後、成都パンダ基地と手を取り合い、我が社の科学技術の力を以て、ジャイアントパンダと触れ合うことでより多くの観光客に希少野生動物の習性を理解してもらい、生態環境の保護への関心や意識をさらに高め、積極的にジャイアントパンダの生息地の保護や再建の公益事業に加わっていただきたいと考えています。そこから、都市の生態文明の構築と、世界における中国文化の交流の促進に繋げていきたい所存です。そして、我が社のプラットホームの利点と世界中に広がるネットワークを大いに活用し、成都市を国際観光地として打ち出し、国際観光都市としてのイメージ向上のため尽力したいと考えています」

 成都パンダ基地の張志和主任は「成都パンダ基地は、大変光栄なことに、環境保護分野における先進機関と認められ、UNEP(国連環境計画)の “世界500選”に選ばれており、成都市の窓口を担う機関へと成長を遂げました。成都パンダ基地は、エコ・ツーリズムの探求を率先して進んでいく責任を担っています。我々とAirbnb社は、“豊かな自然は、金銀をも凌駕する”という理念に基づき、生態保護や自然の原則の尊重などを念頭に置き共に歩んでまいります」と述べられました。

 

 


成都人民政府の塗智副秘書長の挨拶


アメリカ在成都総領事館サービス領事の範思傑氏の挨拶


Airbnb中国地区総裁の彭韜氏の挨拶


成都パンダ基地主任の張志和氏による挨拶








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