「2022年 国際博物館の日」に成都パンダ基地で科学普及シリーズイベント「アンブレラ種の力」を開催
時間:2022-05-02 17:38:32 シェア:成都大熊猫繁育研究基地
2022年5月18日は「第46回 国際博物館の日」に当たり、今年のテーマは「博物館の力」でした。テーマにある「力」とは、持続可能な発展の実現、デジタル化とアクセシビリティイノベーション、教育を応用したコミュニティの構築の3つを指し、これらの力を通して博物館が我々を取り巻く世界に与えるポジティブな変化を発見することが出来ます。
「アンブレラ種」であるジャイアントパンダも、生物多様性の保護に貢献していると言えるでしょう! 成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地(以下、成都パンダ基地)にある成都ジャイアントパンダ博物館では科学普及シリーズイベント「アンブレラ種の力」を開催し、ジャイアントパンダをはじめとする生物の多様性保護について紹介しました。

成都ジャイアントパンダ博物館の「2022年 国際博物館の日」のテーマポスター ― 「アンブレラ種の力」
イベント1:ロボット「小川」が登場
博物館のサービス向上や多様な体験による来館者の満足度の上昇、また人々のジャイアントパンダに対する理解を深め、パンダ文化の普及を実現しようと、成都ジャイアントパンダ博物館はマスコットの「小川」(シャオチュアン)をモデルにしたパンダ型の科学普及ロボットを開発しました。来館者はロボットとコミュニケーションをとりながら科学知識を学ぶことが可能で、搭載された自動巡視システムにより来館者で混雑する状況下でも安全に稼働できます。
パンダ型科学普及ロボット「小川」の“初出勤”の様子は全て映像で記録され、イベント当日には成都パンダ基地のWeChat、抖音、視頻の各公式アカウント、およびIpandaのWeChat公式アカウントで同時放映されました。
ロボット「小川」の登場により、イベントテーマである「博物館の力」の雰囲気はさらに盛り上がりを見せ、博物館に引き寄せられた多くの来園者はジャイアントパンダについて多くを学び、ジャイアントパンダの神秘を体感していました。
イベントの来場者数は約240人に達し、各プラットフォームのビデオ再生回数は計約6万回に上りました。




イベント2:「博物館の日」のPR
「2022年 国際博物館の日」のテーマに合わせ、成都ジャイアントパンダ博物館はプロモーションテーマを「アンブレラ種の力」と定めました。アンブレラ種であるジャイアントパンダを保護することは、同じ生息地に棲む他の動植物の保護にも繋がります。「博物館の日」の期間中には、テーマポスターの展示や特製バッジの配布などを通じて、参加者に環境保護の理念を広め、保護活動や生命共同体の構築に取り組むよう呼びかけました。
イベント会場では、240人以上の来館者がテーマポスターを鑑賞し、200個余りのバッジが配布されました。




イベント3:科学普及サロン「専門家TALK」
イベントでは成都パンダ基地の生態学博士を招待し、身の回りの生物多様性と都市の生態系、および自然ノートに関する知識を主要テーマに、専門家による講座、科学普及サロン、公式動画アカウント上でのインタラクティブ配信、自社メディアプラットフォームからのオンライン広報などが同時進行で行われました。
人々が大自然に関心を持つことで生物多様性の保護意識の向上を図り、継続可能なライフスタイルを選択し、調和のとれた美しい故郷を共に構築しようと呼びかけることが当イベントの目的です。
この催し物には、30人が特別に招待されました。

当イベントの特別プロモーションには、封面新聞網、四川エコツーリズムネットワーク、学習教材の「学習強国」、成華発布、IPandaパンダ・チャンネル、エコツーリズム全検索、および成都パンダ基地などのメディアやプラットフォームが名を連ねました。