中国科学普及デーに、3D映画『パンダ パンダ』を上映!
世界で最も“心を奪われる”動物と言えば、ジャイアントパンダは間違いなく上位にランクインするでしょう!成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地(以下、成都パンダ基地)で可愛いジャイアントパンダを目にしたあなたは、彼らにさらに興味が湧いたのではないでしょうか?どうして、そんなにタケが好きなの?どうして、いつも食べているか、寝ているの?どうして、いつも“怠けて”いるの?……
大丈夫!全ての謎の答えは、ジャイアントパンダ博物館にあります。ジャイアントパンダ博物館2階の3Dシアターでは、成都パンダ基地制作、pandapia撮影の3Dドキュメンタリー映画『パンダ パンダ』が無料上映中です!ジャイアントパンダの歴史だけではなく、3Dで動く可愛らしいジャイアントパンダの姿も楽しめます。
01 ジャイアントパンダのこと、どれぐらい知っていますか?
ジャイアントパンダは、地球上で800万年前から生息しています。“可愛さで生計を立てている”と言われていますが、果たしてそれは本当でしょうか?無邪気そうに見えるジャイアントパンダの姿は、進化を繰り返しながら、800万年もの時間を生き抜いてきた結果によるものです。この映画を見れば、きっとジャイアントパンダに対する認識が変わることでしょう!
ジャイアントパンダは、どうしてタケが大好きなのでしょう?どうして特徴的な黒と白の毛皮をまとっているのでしょう?食べ物の握り方が他のクマ類と異なるのは、なぜでしょう?これらのジャイアントパンダの習性や特徴の由来を知るには、800万年前に遡る必要があります。作中では、アニメーションを用いて、800万年前から現在までのジャイアントパンダの進化の過程を再現しています。
800万年前の原始ジャイアントパンダ
また、劇中では、ジャイアントパンダの進化の歴史に加え、人類がどのようにジャイアントパンダの人工繁殖の難題を克服し、飼育個体群を発展させてきたかについても描かれています。
来園者がいなくなった夜の成都パンダ基地で、飼育員による2頭のジャイアントパンダの交配を促す取り組みの記録
飼育下のジャイアントパンダは、いずれ本来の生息地に還らなければなりません。映画の中では、私たち人類とジャイアントパンダの未来に向けた取り組みについても触れられています。
上映時間20分ほどの今作では、800万年の時空を超え、ジャイアントパンダが進化や保護の道のりを経て、希望に満ち溢れた未来へと向かっていく様子が描かれています。
02 映画撮影の舞台裏
3D映画の撮影は、“肉体労働”であることに間違いありません。体力が無ければ、撮影機材を担ぐ事もできないのですから!
撮影スタッフは、丈夫な身体が求められるほかにも、ジャイアントパンダと常に行動を共にする必要があります。発情期から出産、子育てに至るまで、彼らはジャイアントパンダの様々な生命の奇跡を記録してきました。
大相嶺ジャイアントパンダ野生復帰訓練場で、ジャイアントパンダが野生に適応する様子を撮影するスタッフ
また、かつてジャイアントパンダの化石が発見された場所、重慶市の天坑、陝西省、雅安市など、各所に撮影に向かいました。
特に、重慶自然博物館で原始ジャイアントパンダの化石の撮影のためスタジオで過ごした夜は、まるで800万年前にタイムスリップしたような感覚を覚えました。
実写に加え、3Dアニメーション制作も非常に重要です。背景や歴史の正確性を期すため、膨大な量の資料や書籍を収集し調査しました。アニメーション制作も難易度が非常に高く、動物の毛のディテールだけでも長い時間を費やしました。
約2年の制作期間を経て、ジャイアントパンダの800万年の悠久の旅を記録した初の3Dドキュメンタリー映画が、ようやくジャイアントパンダ博物館でお披露目されました。皆さん、きっとこの映画が気になったことでしょう。成都パンダ基地で本物のジャイアントパンダを見た後は、ジャイアントパンダ博物館にもぜひお越しください。3D眼鏡をかけて、ジャイアントパンダと共に800万年の時空の旅を楽しみましょう!
经过近两年的时间,这部首个讲述大熊猫800万年漫长旅程的3D纪录电影终于在大熊猫博物馆亮相。
心动不如行动,来熊猫基地游玩,感受与真实大熊猫共处同一时空的浪漫之余,别忘记来大熊猫博物馆,戴上3D眼镜,穿越回800万年前,身临其境地去感受大熊猫的前世今生吧!
成都大熊猫博物馆参观、观影注意事项
一、开闭馆时间
开馆时间:周二-周日 9:00-17:00(16:30停止入馆)
周一闭馆(国家法定假日除外)
二、参观方式
博物馆参观免费不免票,熊猫基地购票游客提前通过“大熊猫博物馆”进行预约,凭身份证及预约二维码进入成都大熊猫博物馆免费参观。
三、影院预约
进馆后现场扫描二维码进行预约。