イベント「私たちの豊かな自然」を成都パンダ基地で開催
春節を間近に控えた成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地(以下、成都パンダ基地)では、基地内の至る場所で施された新年の飾り付けが来園者をお迎えしています。
新春の到来を祝うこの時期、パンダタワーは大きな賑わいを見せています。
「私たちのアトリエ ― オリジナルワークショップ」の第2期を開催
旧暦の小正月である1月14日、「私たちのアトリエ ― オリジナルワークショップ」の第2期に当たる「私たちの豊かな自然」が幕を開けました。期待に胸を膨らませた20名の児童たちが成都パンダ基地に集合し、ジャイアントパンダの観察や講座に参加した後、専門家の指導の下で作品の創作に取り組みました。
当イベントは、「私たちの豊かな自然」をテーマに、新春の到来のお祝いも込めて、成都パンダ基地主催で開催されたものです。
イベント開催の2か月前、成都パンダ基地では「新年パンダファン特別イベント」の開催が発表され、「可愛いジャイアントパンダと一緒に年越ししよう」と参加を呼びかけました。同時に、「私たちのアトリエ ― オリジナルワークショップ」の第2期の参加募集が開始し、ネット上では多くの応募が集まりました。そしてこの度、選ばれた幸運な20名の児童たちが一堂に集まったのです。
創作スタート
環境保護の理念をアピールしようと、児童たちは紙の代わりに白いTシャツをキャンバスに絵筆を走らせました。児童らは、講座で学んだことや実際に自分が観察して得た知識などを織り交ぜながら、写生、抽象画、コミックなど様々なタッチの絵画方式で独自の表現力やテクニックを披露し、作品を完成させました。
講師のコメント
和やかな雰囲気の中、児童らは自分の作品やイベントへの感想を共有し合い、講師の劉菲氏が全ての作品に対し評価を述べました。
児童たちの感想
今回のイベントに参加した児童からは「自身の環境保護意識が高まり、今まで以上に自然を大切にし、自然環境に注目していきたいと思った」、「Tシャツに絵を描くことで自然への想いを表現できたことが大変興味深く感じた。芸術表現の方法は多様であるからこそ面白く、今回のイベントは大きな収穫があった」など、次々と感想が寄せられました。
2020 年 8 月 18 日に成都パンダ基地で発足された青少年オリジナルワークショップイベント「私たちのアトリエ」は、6~18歳の青少年を対象とした、ジャイアントパンダ美術館の豊富な芸術資源を礎とした催し物で、ジャイアントパンダの文化や芸術の創作および交流の場となっています。