成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地は、成都市公園都市建設管理局が管理する副局級の第二種公共福祉機関です。主任(副局級)1名、専任副書記(正処級)1名、副主任(正処級)4名が配属されています。成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地には、党群総合部門、動物保護研究部門、動物飼育管理部門、動物疾病予防・コントロール部門、文化観光開発部門、都江堰市繁殖野生復帰研究センターなど6つの部門が設置されています。
各部門(センター)の職責は以下の通りです。
(一)党群総合部門:
主に全体目標の設定、文書作成、電話対応、機密保持、投書・来訪者の対応、会務、書類管理、資産管理などの行政後方事務。人事・財務業務。党建設と群衆団体関連の業務。文化宣伝。安全管理等。
(二)動物保護研究部門:
ジャイアントパンダ及びレッサーパンダをはじめとする絶滅危惧野生動物の科学研究、技術革新、成果転化及び科学研究プロジェクトの管理の責務。四川省絶滅危惧野生動物保護生物学重点実験室(中央政府共同建設国家重点実験室育成基地)とポストドクター科学研究ワークステーションの日常管理。ジャイアントパンダ及びレッサーパンダをはじめとする絶滅危惧野生動物の科学普及教育。
(三)動物飼育管理部門:
ジャイアントパンダ及びレッサーパンダをはじめとする絶滅危惧野生動物の飼育、繁殖への責務。動物の貸出展示の請負。(四)動物疾病予防・コントロール部門:ジャイアントパンダ及びレッサーパンダをはじめとする絶滅危惧野生動物の健康状況の検測、疾病の予防と治療、野生ジャイアントパンダの救助と保護の責務。
(五)文化観光開発部門:
主にジャイアントパンダ及びレッサーパンダをはじめとする絶滅危惧野生動物の教育観光。基地の園林、基礎建設、環境衛生の管理。情報技術を応用した基地管理への責務。
(六)都江堰市繁殖野生復帰研究センタ:
ジャイアントパンダなどの絶滅危惧野生動物の保護、繁殖、野生復帰訓練。また都江堰市繁殖野生復帰研究センターの日常管理等の責務。
